私たちは、「コトバとコンピュータの繋ぎ目」を仕事の分野にしています。そして仕事の形態は「研究のサポート」です。
私たちは、コンピュータが人間のコトバを理解するために必要なことのすべてを、「仕事の種」にしたいと考えています。機械翻訳、音声認識、対話システム、自動要約など、コンピュータが人間のコトバを理解し、人間との親和的なコミュニケーションを実現するために、多方面からのアプローチがなされています。人と人のコミュニケーションにおいては、「コトバ」がその役割の大半を担っています。当然、人とコンピュータのコミュニケーションにも「コトバ」が最も重要な役割を果たすと思われます。私たちは「コトバ」の専門集団として、この分野に関わっていきたいと考えています。
また私たちは「研究のサポート」を仕事のスタンスにしています。言語を扱うシステムでは、大規模のデータが必要となります。コーパス、辞書、シソーラスなど、なにをとっても、大量のデータが無ければ研究は進みません。そして大量のデータを正しく準備するためには、どうしても言語の専門知識を持った作業者の手作業と、言語データの取り扱いに慣れたスタッフが必要になります。一方、言語理解システムが正しく働いているかどうかを検証するには、多くの被験者がそのシステムを使用してみなければなりません。被験者の募集から実験計画の立案、また実験段階で発生する大量のログの解析、それらを辞書などにフィードバックすることも、多くの人手を要します。私たちは、この様な分野の研究がスムーズに進められるよう、大量の言語データの収集や解析、実験の実施などのお手伝いさせていただくことを目標にしています。
株式会社アイアール・アルト
代表取締役
渡部恵理子